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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年03月28日 (水) | 編集 |
うちのクラブについては、このお店の店長ぬきには
語る事は出来ません。
釣りクラブの草分け的存在であり、
クラブ発足のでもあり、
そして、俺のキャステイングのお師匠でもあります。

平成5年7月12日 、あれは忘れもしない北海道南西沖地震の日
後で聞いた店長の奇跡的な話です。
その夜、店長は仲間と大成町の久遠漁港に釣りに出掛けていた。
前日までは良く釣れたのだ。
今日はさっぱりと釣れる気配がないと感じ、諦めて帰る準備に取り掛かった。
その時、突然テトラが「ガタガタ」と音を立てて揺れ、
海水が沖へと引いてゆくとともに「ゴー」と言う音が聞こえた。
目の前の海水が、見る間に沖に引っ張られるのを見えたそうです。
「これはおかしい」と思い、急いで車まで引き返した。
大成町の都まで来た時、通行規制が掛かったのだ。
第一波が到着し、第二波が向かってきているとは
つゆとも知らなかったのだ。
店長の車を見た町民の人が、
「逃げろ、早く車から降りて山に登れ!」と大声で叫んでいた。
それを聞き、慌てて笹薮をかきわけ
道なき山につんのめりながらも何とか登っていた。
背後から「ゴーゴーオー」と波の迫る音が、
得体の知れない怪物のように、
自分を追いかけて来るような不気味さを感じたそうです。
しばらくして、山から下りると、
道路は家の残骸の山となり、
持ち主の判らない車があちらこちらに転がり
道路に亀裂が入り切断され、
店長は帰る事が出来なかった。
運よく店長の車も、何とか津波の餌食にはならなかったそうです。

心配する家族から、
捜索願いが出され行方不明者リストへ記載された。
そんな事もつゆとも知らない本人は、
帰る道の復旧を待っていた。
どうにか朝方、家にたどりついた店長は
店の惨劇に目を覆ったそうです。
会う人達に「生きていたのか?」と不思議がられたそうです。
この後、行方不明者リストから除外されました。

こんな時でも、釣りをしていたとは・・・恐れ入ります
もし、この時に店長が津波にさらわれていたとしたら、
俺はキャステングとも出会わなかっただろう。

数年後、キャステングの練習をする店長の姿を初めて見た時、
そのフォームの美しさに俺は心を奪われた
店長は俺より背は高いが、体ははるか細い。
「なぜ、あんなに飛ぶんだ?」と感心した。
「竿が違うのか?それともテクニックなのか?
あれ、投げ方のフォームが違うぞ!・・・
あっ、本に出ていた投げ方だ!」
と車の中で一人、
解説をいれながらそのフォームに見とれていた。

店長の誘いもあり、釣クラブに入会し現在に至る。
それからの俺は、店長に弟子入りしキャステングの基礎を習った。
今の俺があるのは、店長の御蔭です
ありがとうございます。

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テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用