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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年06月26日 (火) | 編集 |
茂津多岬の滝床前方面の秘境の小冒険に出た俺とN氏は、
釣りを堪能し、撤収することにした。

先にN氏が下半身を崖から降ろし、足場の確保をしている。
彼の姿も見えなくなり、次は俺の番だ。
俺も彼の真似をして、下半身だけで足場の確保をし、
N氏の指示通りに手足の置く所を確保して降りた。
なるべく下を見ないようにして、手元だけを頼りにした。
足元を見てしまうと、
きっと恐怖で凍りついてしまうような気がした。

なんとか、無事に降り切る事が出来たが、
改めて崖を見上げた時、その形状の凄さに、
一瞬身体がブルッた。
たいした崖ではないと思っていたが、昼間、真近で眺めると、
有りえない反り返り方をしていることに気がついたのです。
N氏にお伺いした、
「前に来た時、怖いとおもわなかったのか?」
「夜に来て、大きなソイを数匹釣り、
すぐに帰ってきたので、今、初めて昼間見たんだ。」
と感に堪えぬように岩壁を見上げました。
思わず唖然としてしまった。

とてもデンジャラスなことをしていた事実を、
目のあたりにした俺はN氏に、
「もう、ここには来ない。」
と宣言した。
一歩間違えると、何十メートル下の海に落ち、
しかも、イッキには死ねない高さなのだ。
おそらく苦しみながら海を漂流する事になるであろう。
まっぴらぴらぴらゴメンである。

それから俺も彼も、もう行ってはいない。

だが、俺達より上手の人達がいた。
秘境という名の魔物に、他の人々の心にも、
侵襲していったようだ。
やはりその場所も、徒歩や船渡しでも行けない所なのだが、
何時間も道なき道を歩き、山越えをし、
何十メートルの崖を下って降りる場所だという。
そして帰る時は、ほぼ垂直にそびえる崖を登ることになる。
“今度はそこに行こうよ”
と誘われても、そんな冒険心は今回の事で
どこかに吹き飛んでしまったらしい。
そして悟ったのだ。
“もう秘境という言葉に、無邪気にワクワクして楽しむには、
チョット年を取り過ぎてしまったのだ”と。
今回ですっかり懲りた。

人は長生きしてこそ“華”。
危険より安全がイチバン。
わてら呑気な太公望を、これから目指すことに決めた、
中年の春の出来事であった。

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テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用