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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年11月07日 (水) | 編集 |
俺達夫婦が、船サケ釣りをするようになってからの
出来事でした。
俺達の乗る船の船頭は、
超が付くくらいサケ釣りが大好きな人です。
他の船でサケが不調でも、この人の船に乗ると、
「絶対にサケを釣らせてくれる」
と、評判が流れておりました。
乗ってみてよく分かりましたが、
船頭は自分もサケ釣りをするので、
サケの跳ねにも敏感で、船も小型で小回りが利き、
サケの群れに船をつけるのも、とてもうまいのです。
何より、他の船よりも長い距離を走ります。
下手な船に乗ると、サケの群れの中に突っ込んで、
群れを蹴散らしてしまいますが、彼の場合、
群れの行き先を先回りし、待ち構えている状態を作ります。
長年の勘ってやつですね。

この日は、はじめてこの船に乗りました。
乗ってから気がついたのですが、
嫁の希望の「トイレ」がございません。
慌てる嫁ですが、船は沖目掛けて走りだしておりました。
そこで、彼女も覚悟を決めたようです。
サケとトイレを秤にかけたら、サケを優先しました。
彼女は、お昼まで我慢すれば、
何とかなると踏んでいたようです。
船頭は嫁に向って、
「この前乗った夫婦もそこで用を足していたから、
気にせず、誰も見ないからゆっくりと用を足しな。」
と言いましたが、嫁は足元が気になり、思わず
デッキの中に逃げ込んでおりました。
船頭も気を利かせてくれたと思いますが、
度胸が据わっている嫁でも、
さすがに乙女心がそれを許しません。

この日のサケの釣れ具合はそこそこでしたが、
船頭はなぜかお昼近くになっても
やめる気配がございません。
それどころか、更に沖に船を走らせます。
覚悟を決めた嫁ですが、さすがに焦っておりました。
ですが、彼女も決めたからには、
水分補給は口の中を潤す程度で我慢し、
食事も制限しておりました。
普段もこんな嫁だったら、すぐに痩せれるのに
と俺は思いました。

午後2時、3時と時間は過ぎますが
まだ、止めそうにありません。
午後4時、船頭も気が済んだのか、
やっと帰路につきました。
船を降り、お金を払い、挨拶もそこそこに、
嫁に引きずられるように帰りました。
車に乗り、嫁に促されるように、
「早くー!!」
怒号ともに悲鳴ともつかない嫁の掛け声で、
車は猛発進しました。
駅のトイレに着くと、転がるように、
嫁は駆け込んだのです。
牛並みに永く、出てきませんでした。

指折り数えてみたら、朝の5時から午後4時まで
11時間船に乗っていた計算だったのです。
サケごときのタメに、
此処まで我慢した嫁の根性も見上げたものです。
そして、サケごときのタメに、
利益を論外視する船頭にも頭が下がります。
『たかがサケ、されどサケ』
なんでしょうね、あの二人にとっては。

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