FC2ブログ
北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年12月06日 (木) | 編集 |
次の日、学校では昨日の話でもちきりです。
あのおじさんへの、復酬の成功に酔いしれる俺達でした。
でも、そう簡単には喜べなかったのです。
あのおじさんは、
「昨日、川で釣りをしていた生徒がいたので注意して欲しい。」
と学校に電話をしてきておりました。
いつも釣りをしている生徒は大体決まっていたので、
すぐに俺達だと分ってしまい、
先生に呼び出され、お小言をいただきました。
袋の中身がサクラマスだと思っていたのが、
アカハラだったので、おじさんは怒って電話をしてきたんだと
直感でわかりました。
その日の帰り道、友達の家の前で話し込んでいると、
隣のおじさんが話しかけてきました。
そこで俺達が起こした行動と、
おじさんの意味不明な行動について、
一斉に口を開いてグチっておりました。
「よし、わかった。皆30分後に竿を持って川に集まれ。
俺に策がある。」
と言うと、隣のおじさんは家の中へと入って行きました。

約束の30分後、俺達は川で竿を振っておりました。
この日も数本のサクラマスが釣れ、
隣のおじさんにもサクラマスが釣れました。
またしても、あのおじさんがやってきました。
「コラー、ガキども、魚を持ってあがって来い。」
と土手から叫んでおります。
俺達はシブシブとあがって行くと、
「魚を出せ、こっちに寄こせ。」
と怒り、魚を渡した時、
「おい、ジジィ、お前まだこんな事しているのか?」
と隣のおじさんが上がってきて怒鳴りました。
驚いたおじさんは、
「エッ!な、なんも、そ、そっ、そんなつもりでは・・・・」
と言葉は詰まらせて、俺達に魚を返すと、
逃げるようにして帰って行きました。
隣のおじさんの話では、旅の釣り人や子供から魚を巻き上げて、
自分で食べているそうです。
旅の釣り人でも強そうな人だったら何も言わず、
気弱な人や自分より弱い立場の人間には脅しをかけて、
魚を没収していたそうです。
一度、懲らしめてやろうと考えていたようで、
俺達はそのコマに使われたようです。
隣のおじさんは、
「本当はこの川で魚を釣っちゃいけないんだ。
もし、どうしても釣りたいのなら、みつからないようにやれ。」
と言いました。

俺達はこの時の経験から、大人のずるさを学び、
少しは成長した気がしました。
この時まで、この川が禁漁区だとも知らずに、
この日を境に中学生になるまで、釣りから遠のいたのです。
なぜって?
子供達はとても気まぐれで、
学校にプールができると、そちらに興味が一方通行。
そして高学年ともなると、
淡い恋のひとつやふたつし始めるお年頃になりつつあって、
川釣りばかりしていられなくなっていたからなのでした。

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
スポンサーサイト



テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用