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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2008年02月20日 (水) | 編集 |
ある年の2月の夜、大成の上浦漁港でワーム釣りをしました。
この漁港には、明かりのついた場所があり、
その下はホッケの集まるところでもあるのです。
蛍光ピンクのワームを使用するのですが、
なぜか、このワームでしが釣れないのです。
とても不思議でした。
この夜は、嫁と出掛けました。
2月といえば、北海道は吹雪の時期です。
この日は前日のそれとはうって変わって、
夜空の星がとても綺麗に見える、
空気すら凍てつく厳寒の日でした。

ちょっと、マメ知識。
毎月10日は、山の神様の日だそうです。
12月10日は、山の神様が平野部に下りて来て、
冬がやって来るそうです。
2月10日は、山の神様が山にお帰りになる日なので、
吹雪になるそうです。
嫁の母方の祖父が、若い頃、山の仕事をしており、
冬には炭焼きをしていたそうです。
それで、子供だった嫁に何度も聞かせた話だそうです。

いつものように、
ワームでホッケ釣りを楽しんだ俺達は、
帰ろうと思い後ろを振り向くと、
釣ったばかりのホッケを
口一杯に咥えたキツネと目が合いました。
冬場なのでエサ不足なのか、
ガリガリに痩せていて、足もケガをしているみたいでした。
その時はそのまま、キツネを見送りましたが、
また違う日に釣りをしていると、
どこからともなく、また、ホッケを口一杯に咥えて、
いずこに帰るようです。
そんな事が何度かあったある日、
今度は2匹になりました。
俺の目を盗み、また、ホッケを口一杯に咥えて、
逃走します。
一度なら我慢しますが、釣った矢先に持っていかれると、
「オイ、コラッ、ズルイぞ!」
こうなったら、キツネと根競べです。

次の釣りの時は袋に入れて、
ちょっとしたところにぶら下げておきました。
さすがにキツネも届きません。
それでも、飛びついて取ろうとします。
そのうちの一匹が足を滑れせ、
海に落ちそうになりました。
俺もそんなキツネの姿を見たら、
「お前も頑張っているんだな~。」
と妙な共感を覚え、
細いホッケ数匹くれてやりました。
キツネも賢く、次の釣りの時には、
くれるもんだと思っているのか、
俺が帰るまで待っています。
他の人が釣りにきても、そんな事がなかったようで、
キツネも姿を見せなかったそうです。

何度かこんな事が繰り返されましたが、
ホッケも釣れなくなり、数本釣れただけで、
「もう、ここは無理だな。」
帰ろうとすると、また、キツネが現れました。
食べる分だけ取って、
「今日で最後だからな。」
と言って分けてやると、ホッケを口に咥えて、
ちょこっと挨拶したように見えたのです。
きっと、口から落ちそうになったのを咥えなおしたと
思うのですが、俺にはそう映ったのです。
この釣場を通るたび、
あのキツネはどうしているのだろうかと、
いつの間にか目で捜している俺がいます。

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