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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2008年04月30日 (水) | 編集 |
ある年の6月の末、クラブの釣り大会がありました。
ホッケやカレイはもう無理なので、
根モノ狙いで須築漁港より少し行った場所にしました。
その場所は、須築川を渡ってほんの少し歩くのですが、
後ろの狩場山から、雪白水が注がれており、
触れなくても冷たいことがわかる美しさがありました。
この川を渡らないと、目的地につけないので、
俺が最初に浅瀬を見つけながら歩き、
その後ろから嫁がついてきていました。
途中まで渡ると、
『どひゃー冷たーい!』
嫁の悲鳴に振り返ると、
長靴のくちスレスレに水が走っておりました。
渡り切ると、嫁は長靴を脱ぎ、
『あんた、ワザと深いところ歩いたでしょ?』
と、ブツクサ言いながら水を出しておりました。  
俺は長靴でもこの川を渡れると踏んだので、
ウエダーの用意もしませんでした。
原因は俺の誤算だったのです、
足の小幅の違いと長靴の大きさに関係していたのです。
長靴のサイズは俺はL、嫁はM。
多少俺の方が長かったので、
何とか水難に合わなかったので良かったのですが、
若干短めだった嫁は、
もろに水が長靴に入ってしまったのです。
目的地に着くまでの数分間、後ろから嫁の出す、
“ジャリグチャ、ジャリグチャ”
という長靴の音は、
俺に対する非難や呪粗の声に聞こえました。

目的地に着き、嫁は長靴を脱ぎ、
また水を出しておりました。
俺はその横で、釣りの準備をして、
いざギョギョライトを付けようとすると、
俺の分はあっても嫁の分がないのです。
よ~く考えてみると、
嫁の分を忘れないように机の上に置き、
それを忘れてきたのです。
嫁にそのコトを伝えると、
『鈴、ある?それでいいわ。』
と、快く快諾したのですが、
俺はいつもの彼女の反応と違っていたので、
このままでは終わる筈がないと感じていました。
嫁は火を起こし、長靴を干したのですが、
それからかもし出す臭いは、
川の臭いというか泥臭いような魚臭いような臭いで、
風向きは俺の方に向いていたので、
もろに吸い込んだのです。
ゲホゲホとむせると、
ズルイ顔をした嫁が、うちわをあおぐような素振りで、
『刺抜き地蔵の煙だと思って、頭からこすりなよ。
毛、復活するかも。アハハハ。』
と、あざ笑っていました。
あの刺抜き地蔵の煙は、
病気などの悪いところにすりこんでご利益を給うもので、
俺の頭が悪いと言いたいのでしょうか。
と思う俺でした。

つづく。

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