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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2008年05月22日 (木) | 編集 |
せたな町太櫓漁港。
この漁港は新しく改築し、今は立派な外堤防が出来ました。
俺は今迄に何度か足を運びましたが、
昔の外堤防が懐かしく思えてなりません。
昔は今程、旅の釣り人もおらず、
地元の釣り人の憩いの場となっており、
足を運べば、いつも同じ顔ぶれで、
いつも同じ話をするメンバーが揃っておりました。
その中には一段とキャラの濃いおじいさんがおり、
俺が釣場に行くと、必ず、
「おい、ボウズ、今日は釣れたか?」
と声をかけてきてくれたのです。
当時、俺は成人して結婚までしていたのですが、
この人から見ると、
孫のように見えたのかも知れません。
初めてこのおじいさんに声をかけられた時、
「この若造、俺の場所で釣りしやがって。」
と言われました。
何かの病気の後遺症で手足が少し不自由そうでしたが、
口は達者な印象を受けました。
そして、人にそんな事を言っておきながら、
竿道具は持っておらず、少し足を引きずり、
近寄ってきました。
俺は一瞬どうしたらいいのか分らず、
その場に立ち尽くしてしまいました。
「この場所はよく釣れるぞ!俺の場所だったからな。」
とまぶしそうに海に目をやりました。
目尻に刻まれた深いシワから、
それがどんな感情で言ったものなのか、
読み取ることは出来ませんでした。
おじいさんは、俺の釣果を見て、
「ほら、やっぱり釣れた。俺の場所は一番だ。」
と言い、また他の人達のところへと歩いて行ってしまいました。
帰りには、
「今日も大漁、大漁!」
と叫んで、ナイロン袋に魚を入れて持っておりました。
後で他の人達に聞いた話では、
「お前さんがいる所で、いつも釣りをしていたんだが、
病気になってしまってあの通りだ。
今はリハビリを兼ねて、毎日偵察に来ているんだ。
ばーさんと二人暮らしで、活きのいい魚が欲しいんだけど、
あの通りの口だからなー、人っ子は良いんだけどな。
でな、俺達もいつああなるか分らないから、
ばーさんと食べる分だけ分けてやってるんだ。」
と、言います。
「俺も、そうした方がいいの?」
と尋ねると、
「無理とは言わないが、出来ればそうしてやって欲しい。」
と言われ、今度から俺もそうするコトにしました。

つづく

今日の瀬棚
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稲荷岬方面、結構波が被っていました。 虻羅漁港
IMGP4064.jpg IMGP4065.jpg
今日の瀬棚新港
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港内は昨日の雨で濁っており、ゴミが上がっていました。 
底荒れしているようです。

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