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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2008年05月29日 (木) | 編集 |
せたな町の鷹ノ巣岬でのマガレイ釣りも、
コナゴの発生とともに本格的になってきました。
人気の釣場なので、休日ともなれば、
入所することは困難を極めます。
俺の知り合いというにはおこがましいのですが、
自分がSCを始めた頃、
大活躍していた方がこの釣場に毎年来ています。
今日は、
そのお話をさせていただきたいと思っています。

この方は仲間内やSC仲間では、
本名でもないのに、
「通称・前田の爺」の名で通っていました。
左足を少し引きずるように歩いていた記憶があります。
ある年から、
彼の姿は所属するクラブからも、
SC大会からも消えておりました。
一説では脱会したとか、
一時休業しているとか、
出家した等etc・・・
色んな説が流れましたが、
彼の消息はわからなくなりました。
知っている方も居たと思うのですが、
なぜか口をつぐんだり、ごまかしたり、
いつの間にか皆の記憶から薄らいでいきました。

それから数年後、
俺は彼の姿を鷹ノ巣岬で偶然見つけたのです。
一瞬、
<どこかで見た顔だけど・・・誰だったけ?>
と、自問していると、
目があった瞬間、挨拶をしており、
向こうは俺の名前を覚えていてくれていたのです。
この方にとっては、
ハナタレ小僧のような存在の俺の筈なのに、
名前まで憶えていてくれていたのに、
俺はまだ、ぜんぜん、名前が出てきません。
愛想笑いのそんな中、彼の竿にカレイが付き、
取り入れをして竿を振った時のフォームを見た瞬間、
記憶はさっきのことのように鮮やかに蘇り、
「あっ、前田の爺だ!」
彼の本名も思い出し、話がイッ気に弾みました。
それから彼がこの釣場に訪れる度、
懐かしさに触れたくて、
彼の傍に近寄って話をしてました

今年もその時期がやって来て、
彼も3度程、この釣場にきています。
失礼とは思っていながらも、
「もう、SCやらないの?」
と、訊いておりました。
彼の話では、
膝の軟骨がすり減ってしまって、
日常生活にも支障をきたしたので、
人工関節を入れたそうです。
リハビリもこなした後、
今では杖なしでも歩けるようになったので、
「だから無理できないから、SCは辞めた。」
と、とても寂しい目をしているように見えました。。
「でも、釣りは止められない!」
とも話してくれました。
膝を悪くする前には、何十年も釣りをしており、
あっちこっちの磯場にもでかけていたようで、
時期になると“釣りがしたい病”にかかるそうです。
術後、回復期の最初の頃は、
足場の良い漁港中心だったのですが、
何だかモノ足りなくて、
比較的足場の良いこの釣場に足を運ぶようになったそうです。
細心の注意を払っても、
ちょっとした気の緩みで足をひねったりして、
膝に衝撃が走るそうです。
それでも、
釣りがしたいという気持ちが強いとキッパリ!

もし、俺がその立場だったら、
釣りをしているかどうか分かりません。
人生の先輩の後姿にいろんな思いを勝手に感じ取ってしまい、
ただ黙ってその背中を眺めておりました。
SC仲間にこの方の話をすると、
「そ~言えば前田の爺って生きてるんだべか~
会いたいよな~」
と、一年に1回くらい話題にのぼるそうです。
大丈夫ですよ、俺が生き証人だからー
いつかまたSCに復活する日が来れば、
最高だと思います。
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通称・前田の爺の後姿

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テーマ:フィッシング
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