FC2ブログ
北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2009年03月17日 (火) | 編集 |
ある冬の夜、いつものように釣りに使う仕掛けを作っていたら、
『ねぇ、ちょっと聞きたいんだけどさー、
毎年毎年、色んな仕掛けを作っていっけど、
実際、年間にどのくらい作ってどのくらい消費してるの?』
といきなりマジな顔で嫁が俺に尋ねてきました。
長い年月嫁と釣りに行っても、
一度もこういう話をしたこともなければ、
俺=仕掛けを作る人
嫁=仕掛けを失くす人
という主従関係の出来ている我が家なので、
なんだか嫁の言葉になんとも言えない不気味さを感じてしまいました。
何がそう思わせたのかは分かりませんが、
何か俺の身に降りかかる災難を感知するアンテナに
触れたのかもしれません。

嫁は仕掛け入れの中を覗きこんで、、
『あのさ、いつも思うんだけど、全部使う訳でもないのにさ、
どうしてそんなに仕掛けを作るの?
予備ってことも分かるけど、使う仕掛けなんてしれてるでしょ?
それに冬になると、今まで使わなかった仕掛けを
何十組もバラすのはなんで? 勿体ないと思わない?』
と自分のことは、ビルのてっぺんにでもあげて、
俺を責めます。
「魚が釣れる時に、仕掛けがなくて諦めるのも悔しいじゃないか。
その時によって、この仕掛けが良いとか、
こっちの仕掛けが釣れるとかあって、
その時に後悔しなくて済むから、勿体なくないんだよ!」
と語気を強めて言うと、
『それは分かるけど、せっかく作った仕掛けをバラすのはなんで?』
とビーズの入った小物入れを触りながら言います。
「その時の流行もあるし、釣れない仕掛けを取って置いても仕方がない。
それだったら部品を再利用する方法もあるじゃないか。」
と答えると、
『最初から釣れない仕掛けなんて作らなければいいのよ。
そうやってバラすんなら、仕掛けに使う糸が勿体ないと思わない?』
痛いところを突いてきましたが、
『あまり古いナイロン糸を使えば、強度に問題があるから、
すぐに切れるかもしれないだろう?
それでもいいなら、お前用にとっておいてもいいんだけど。』
と、ちょっと憎まれ口を叩いた途端、太った般若の面は、
『大事な事忘れてない? 誰がスポンサーかってこと!
スポンサーを怒らすと、
明日からオマンマ食べられない事、忘れないで!』
と言葉のハエ叩きでピシャツとやられました。
<誰のお陰で食べられると思っているんだ?>
と言いたいところですが、以前ケンカした時に、、
『あんたが稼いで家族を養うのは当たり前でしょう?
食わせていける甲斐性があったから、あたしと結婚したんでしょ?
今更気の迷いだったって言ったって、
もう、どうにもならないところまできてんだからね。』
とタンカを切られました。 
ああっ。

何か閃いたのか、生ズルイ顔をした嫁が、
『ねぇねぇ、そのバラしたナイロン糸ちょうだい、特に黒糸を多めにね。
あたしもリサイクルしてみようと思うの。』
と言うや、奪い取るようにして、台所へと消えて行ったのです。
多分・・・俺には、もう、わかっていました。

数十分後、俺の背後から頭に何やらかぶせて、
『キャー、男前になったんじゃない。
○○(子供の名前)、ちょっと見てごらん、
遠目から見たら髪の毛あるように見えない?』
やっぱり、予想していたことをしてきます。
もちろん、すぐに頭を手で振り払うと、
さっきのナイロン糸を細かく切ったモノでした。
リサイクルというから何をするかと思えば、
ただ悪戯を楽しんだようです。
俺といえば、振り払ったナイロン糸の片付けに、
掃除機を掛けるハメになりました。
『汚したあんたが悪いんだから、ついでに、その辺全部掛けておいてね。』
と嫁は言い残し、焼き芋を片手にTVに夢中です。

世の中には、リサイクルをすることによって、
環境にやさしかったり、まったく違う製品に生まれかわって、
役に立ったりするのですが、
ここに一人、
決定的にリサイクルされない、
リサイクルに完全に合わない、
害悪としか言いようのない怪獣が存在することを恥じ入り、
リサイクルを考えずに最後まで、公害にならないよう細心の注意を払って、
この嫁を見張ることを堅く誓うのでありました。
溜息。深く。
ハァーツ!

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
スポンサーサイト



テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用