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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2009年08月13日 (木) | 編集 |
数年前の桜の花が散る季節、店長・T君・●・俺と4人で、
島牧村の茂津多海岸に釣りに出掛けました。

行き当たりばったりでも何とかなるだろう精神の野郎4人が集まったので、
釣場を求めて色んなところを見て歩いたのですが、
日曜日ってことや、外海は西風の影響で時化ており、
漁港は釣り人達で溢れてました。
むさ苦しい男4人が、竿を出せる場所は中々なく、
波の影響の少ない場所と限定すると、
あの、ある場所しかありません。
ホッケの浮き釣りや根モノ場と知れ渡っている、
茂津多窓岩でした。

茂津多窓岩に行くのには、駐車場に車を止め、
足場の悪いゴロタを10分くらい歩かなければなりません。
ここには皆が数度足を踏み入れているので、
●以外はたいして苦ではないのですが、
彼の熊のような体型では、釣場に着くまで息も絶え絶えで、
やっとの思いで着きました。
それを見た店長は、
「オイ、大丈夫か?
熊でもこんなに息を荒くしていないぞ。
もう少し、痩せないとダメだなー。」
と言います。
俺もそう思いますが、なんせ食べるのが好き、動くのは嫌い。
これでは、痩せるはずもありません。
今でゆう、メタボリック症候群の先頭を、
彼は走っていたのだと思います。

ここの場所は、ある程度の飛距離が出せれば砂地に到着し、
カレイ狙いが出来る場所です。
遠投でき、的確にポイントに打ち込めなければ、
後は根の荒いので、仕掛けが引っ掛かります。
その時の潮の流れにもよりますが、漁師が残していった
沈んでいるロープにも引っ掛かる事があります。

各自、竿を2本ずつ出して、海に仕掛けを打ちこみました。
まず店長が投げ、T君、俺と続き、
一休みしてから●が投げました。
彼の飛距離は、悔しい事に、
俺達より10m~20mくらい先にあります。
「だてに、身体が大きいだけじゃなかったんだ~」
と、皆が思う瞬間でもありました。
その後、彼は余程疲れたのか、
岩のくぼみにすっぽりと身体を収め、冬眠に入ってしまいました。
俺はそんな彼の姿が、登別の熊牧場にいる、
足を投げ出して座ってエサをねだる熊のようにダブるのです。
でも、あの熊達は人間に愛想を振りまきますが、
●はそんな素振りも見せることもなく、
我が道を突き進むタイプでした。
 
ポツラポツラとカレイとホッケが、
皆の竿に掛かりました。
当然、●の竿にも糸ふけしておりました。
最初はT君が、彼の竿を巻いて魚を針から外し、
また竿を振りましたが、数回の後、店長が
「癖になるから、放って置け。
いつも、魚を釣りに来ても寝ているんだから、自業自得だ。」
と言います。
確かにそうです。
彼は釣りに来ているのか、寝に来ているのか、
いつもそんな状況なのです。
俺は彼の腕力は欲しいですが、
その大きな身体はちょっとと思ってしまいます。
いつもその身体を維持するのが大変だし、
すぐに疲れてしまうのが難点です。

そんなこんなしている内に、日が西に傾いてきました。
店長は
「おい、起きろ。帰るゾー。」
と声を掛け、
「う~ん、よく寝た寝た。」
と屈託のない爽やかな笑顔で答える●でした。
こんな時です。
皆が彼を見て、さっきまでのあの姿と、
今の姿のギャップに驚かされ、思わず笑ってしまいます。
彼はバッカンに入っている魚を見て、
「うん? いつの間にか増えている。」
と、夢の中で釣りをしていたのか、現実と区別が出来ずにいたようです。
「おいおい、お前、さっきまで寝ていて、
一枚も釣っていないんじゃないか?
何が増えているって、寝ぼけて言うなよな。」
と先程のT君の行動の話を教えておりました。
いつもこんな状態の●でした。
この4人で釣りをしたのは、
最初で最後となりましたが、1人欠けても、
また、皆で楽しい釣りがしたいと思っています。

今回も●の事を書くつもりはありませんでしたが、
釣場を求めて航空カイドを見ていたら、
フッと思いだしたのです。
今日、●の命日だったので、
「俺の事、1年に1度でいいから思い出せよ!」
と言っているように俺には思えるのです。

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テーマ:釣り・フィッシング
ジャンル:スポーツ