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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2010年08月19日 (木) | 編集 |
今では当たり前のようにサクラマスの放流がされていますが、
サクラマスの放流を試験的に他より早く実地したのが、
合併する前の瀬棚町内・須築漁港でした。
その放流が上手くいったのかどうか分りませんが、
帰ってきたサクラマスは漁港の中に留まっていました。
本来なら、漁港のすぐ横の須築川に遡上するはずなのですが、
漁港で放したようで、ここに帰ってきたようです。

ある人はそれを見て、
「須築漁港内にスチールヘッドがいる。」
と騒いでおりましたが、
近隣の川などでスチールヘッドが釣れたなんて一度も聞いたことがなく、
結局はいつもお世話になっている店長が見に行って、
「サクラマス」
と判明致しました。
当時は自然孵化するサクラマスを早春の船釣り以外、
陸から釣る事、その魚体を見る事が難しかったのです。

ある日の夜、俺達は、
噂のスチールヘッドらしきモノを見に行きました。
薄暗い街灯を頼りに港内を覗いて見ると魚が群れで泳いでおり、
「あれ、サケ?」
と言うか言わないか、嫁はサケ用の竿を出して振りましたが、
一向にルアーには見向きもしません。
それもそうです。
朝から夕方まで、他の釣り人がチャレンジをしていたのですが、
一匹も釣れないのです。
夜は夜で、噂を聞きつけた近隣や地元の方々が、
当時珍しいサクラマスを引っ掛けに来る人もいたようなので、
魚も警戒していたようです。

嫁の竿には、小さいソイかウグイの当たりはあるようですが、
それも釣れない状況でした。
ダラダラと糸を巻いた時、突如、何かが掛かったようです。
「手ごたえはサケみたい。」
と嫁は言いましたが、まだ、
サケの時期にはちょいと早いと思うのですが、
もしかすると・・・と考えたようです。
小型のサケだと踏んだ嫁は、そのまま引き抜きました。
そこには、口にきっちりとルアーを咥えた
婚姻色のサクラマスだったのです。
普通、サクラマスは川に入ってから婚姻色になるのですが、
このような場所でなるのは、おかしいと感じました。
婚姻色のサクラマスを見て、スチールヘッドと勘違いしたようです。

俺達は、マジマジとその魚に見入ってしまいました。
『どこが、スチールヘッド? 噂ってあてにならないね。』
と嫁は言いますが、俺は、
今まで誰も釣った事がないこの場所で、
サクラマスを釣ったお前がスゴイと思いました。
早速、ウチに持ち帰り捌きましたが、
とても食べられる状態ではなかったので、
猫のエサとなりました。

数日後、店長にその事を報告したのです。
「やっぱりな。コレで実証された!
でも、オカアチャンすごいなー。
誰1人釣れなかったのに、それも引っ掛けでもなく、
ちゃんと食わせて釣ったんだからな~。」
と驚いておりました。
(だって、ウチのオッーカァ、熊だもん。)
その後、昼間に漁港の海底を見たら、
川に登ぼらなかったサクラマス達は、
その命をこの場でひっそりと終えられていました。

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