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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年06月13日 (水) | 編集 |
数年前の今頃の話です。
その日は、日曜日の午後という事もあって、
旅からの釣り人達が帰った後でした。
昨年は、このせたな町鷹ノ巣岬には2回程しか入所出来ませんでした。
平日、ましてや土・日曜日となると、いつも満員御礼状態で、
地元の人達が入れない“開かずの間”状態です。

さて、運良く釣座を確保しました。
1級ポイントは既に押えられていて、
1人でしか出来ないポイントに入り、
その場所は、1級ポイントの側という事もあって、
左隣の方の許可を得てから、竿をセットしました。
若いおニーチャンで、
「そこ、70~80mくらいの所に隠れ根があって、
投げたらすぐに根でさー、
オレ、何十回も引っ掛けて仕掛けを失くすっから嫌になって、
ここが開いたから移ったんだけど、
そんな所でも良かったら、どうぞー。」
と、こちらが少し複雑な心境になるような丁寧なご説明、
どうもありがとう。

俺はこの釣座で、過去に潮の流れの速い時に、
数回引っ掛けて仕掛けを失くした事があっても、
そんなに気には留めておりませんでした。
人間って不思議な生き物で、言われると気になり出します。
第1等目、取り合えず遠投。
俺の記憶では、
『根に引っ掛かるので100m地点で早巻き!で良かったはず!?』
うう~あれ?
『魚が掛かって、水面に浮かせてから、
すぐに早巻きだったっけ!?』
と曖昧な答えしか出てきません。
他のポイントの事はすぐに出てくるのに・・・
ド忘れ大王になっていました。
それでもアタリが来ると、時は待っていてくれません。
何とかなるだろうと思って、糸を巻いていたら、
頭は忘れているのに、身体が自然と反応して、
思わず「スゲー」と小声で己に感動しておりました。

ノルマを達成して一安心すると、今度は違う所が気になります。
左隣のおニーチャンのズボンに目が行ってしまいました。
正確に言うと、長靴からはみだした右足のジーンズの裾。
暖かい日でしたので、上は薄いジャンバーに下はジーンズと
長靴のいでたちでしたが、
左足のジーンズの裾は長靴の中に収まり、
右足のジーンズの裾は長靴に被さって、
足首までありました。
足元には、自分で蒔いた海水の水溜りが出来ており、
そこを歩くたびに濡れて、
長靴の意味がないように感じてしまいました。

本人が分っているかは不明ですが、
俺は見ない振りを心がけていました。
気にしないようにすればする程、
ついついそこに目がいってしまいます。
その時、用事を済ませた嫁と子供達が見にやってきました。
嫁は若いニーチャンを一目見た途端、
「ちょっと、アノ人のズボン・・・」
と俺に囁きます。
子供達も
「お父さん、あの人のスボン、変!」
と指をさします。
俺は口元に指を持ってゆき、
「シーッ!」

不自然さをひとつのファッションとして、
認める感性を持ち合わせていないウチら家族は、
嫁を筆頭に彼に指摘したくてウズウズしておりましたが、
「もしかしたら、あれはモードかもしれない。」
ということで、あえなく断念。
しかし、俺も嫁も、とにかくズボンが気になって、
魚どころではありません。
竿は、子供達に任せっきりです。
モヤモヤの波を越えると、今度はニーチャンの動向が
気になり出しました。
ちょっとした仕草にも目がいって、裾に終わる。
普段は、そんなこと気にしたこともなかったのですが、
この日は、ファッションに対する理性のスウィッチが入ったとしか
思えないほど、すっかり、人間ウォチングに変貌してしまいました。

子供達も飽きてきたので、帰る仕度をしました。
でも、嫁はまだ、ウォチング中です。
車に戻って乗り込んだ時、開口一番、
「なんも、ちょっと、教えてあげればいーじゃんよォー」
と悔しがっています。
家族の話題は、再びニーチャン一色です。
<話題性の乏しい家族に、
楽しいモノを提供してくれて、ありがとう!>
俺も、この釣場に行くたびに、ついつい彼の姿を捜してしまいます。そして自然と、人様の足元に視線がいく癖がしばらくつきました。

あの時の話を思い出して、どうして気になったのかを、
苺大福を粗食中の嫁に尋ねると、
「たぶん、バランスなんだと思う。
いい男だな~と思って、よーく見ると、
鼻クソが穴にくっついているアンバランス差。」
と普通の服をボデイコンにしてしまう、彼女のアンバランス差。

お後が、よろしいようで。

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テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

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