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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2011年12月27日 (火) | 編集 |
ある日の日曜日、嫁のお使いであちらこちら走らされた後、
島牧村にいる元漁師ご夫婦さんの所にも寄ってきました。
この元漁師さんとの付き合いはかれこれ15年以上になり、
年に数回、このお宅におじゃまさせて貰っています。
元漁師さんが現役の時、茂津多(もった)岬近辺に刺し網を入れ、
年から年中、ホッケを獲っていました。
冬場には深場の岩場でアンコウを狙い、
年末年始には市場で高値で取引されていたそうです。

この漁師さんは嫁が以前勤めていた職場に通われていた方で、
今は新しいトンネルがほられ、
まったく行く事が出来なくなった釣場の話を彼女がした事が切っ掛けで、
「あの辺はなぁ~・・・etc。」
海底状況を教えてくれ、島牧近辺の海底状況も教えてくれました。
親しくなるにつけ、
「商品にならないホッケが沢山出るから取りにおいで!」
何度も何度も誘ってくれたので、
『せっかくの誘い断るのもなんなので。』
と日にちを決め、早朝早くに嫁がホッケを貰いに出掛けたのが付き合いの最初でした。

何度か通っている内に簡単な仕事を与えられ、ソレに慣れてくると、
「そろそろ網外しも覚えな。」
魚を網から外すカギを預けられ、
最初はどうやって外すのかも分からなかったそうですが、
やっている内にコツを掴んだと言いますが、
他のお手伝いの方々の足元にも及ばなかったようです。
嫁の実家は農家なので、ジャガイモや大根や野菜のB級品やクズは分かるのですが、
彼女にしたら、
『どうしてコレがクズ?』
と疑問に思うような魚を刎ねるので、訳を聞くと、
ソコは漁師さん、今迄の経験から色々と教えてくれたそうです。
餅は餅屋、その原理の様です。

その後、老いてゆく身体と共に時は流れ、
この漁師さんは若い後継者のいる親戚に刺し網の場所を譲り、
少しずつ漁から遠のき、嫁のお手伝いもその親戚に移りました。
殆ど漁に出れなくなったある日、
子供同然に大切にしてきた船を売却する事に決めました。
漁組を通して買い手が現れ、
その船は島牧村から南下した某漁港の漁師さんに嫁入りが決まり、
嬉しさと寂しさが入り混じった気持ちだったようです。
新しい漁師さんに譲られる日が決まり、
その数日前からこの漁師さんご夫婦は、漁港内に揚げてあった船を港内に戻し、
念入りに今迄の感謝の気持ちを込めて磨き上げて、少しでも喜んでくれる事を望み、
この日に臨んだと言います。

青天の朝、新しい買い手の漁師さんが家族の運転する車で現れ、
少し談笑しながら色んな説明や質問を受けた後、船は漁港から出港して行きました。
残された漁師さんは、色んな感情が渦巻き、
居ても立ってもいられず、奥さんを助手席に押し込め、
自ら運転する車で後を追ったそうです。
先回りしては、海が一望できる場所で船が来るのを待ち、
無事に通り過ぎれば、また先回りして船が来るのを待つの繰り返し。
最初はせたな町までと決めていたそうですが、未練なのか、熊石町まで車を進めました。

長くなるので明日につづく。

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テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

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