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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2007年12月05日 (水) | 編集 |
俺が小学生の中学年の時、
俺達悪がきが集まると、川でも悪い事をしておりました。
当時、この川が禁漁区だとも知らず、
毎日のように釣りに明け暮れておりました。
何が面白かったかは忘れましたが、
ウグイばかりを釣っていました。
時には、サクラマスや鮎なども釣れた記憶があります。
この日は、春なのにもうすぐ夏がやってくるのでは
と思わせるような暑い日でした。
いつものように、数人の友達と川で釣りをしており、
サクラマスの姿がチラホラ見え、
あーだこーだと騒ぎながら、
それを狙って竿を振っておりました。
運良く小型でしたが、サクラマスを釣りあげたのです。
俺ばかりでなく、この場にいた全員が釣ったのです。
この釣場を自分達だけの秘密の場として、
サクラマスのいるうちは、
毎日でも通って遊ぼうと言う話になっておりました。

ところが子供なので、釣れたと言ってはおおはしゃぎし、
声を押し殺すなどと思いもつかなかったのです。
その喜んでいる姿を、大人の男の人に見つかってしまいました。
運悪く、当時、川の監視員をしている人で、
緑のオジサンもやり、いつも警察のような服を着ておりました。
子供心に、半分小ばかにし、あと半分は、
おっかないおじさんのイメージがありました。
「コラー、ガキどもあがって来い」
と土手から叫ばれ、素直にそれに従ったのです。
「ここで魚を釣っちゃいかんぞ。」
とお叱りを受け、
「釣った魚を出せ」
と命じられ、サクラマスとウグイを差し出したのです。
「いいか、ここで魚を獲っちゃいけないからな。
わかったか。学校には黙っててやる、この魚は俺が預かる。」
と怒られ、魚まで没収されてしまいました。
仕方がないので、シュンとしながら各自が家路とつきました。

次の日、学校では、俺達数人の仲間が集まり大騒ぎです。
仲間の1人が、
「昨日のサクラマス、あのジジィが喰っていた。」
と報告してきました。
話によると、友達の1人が家に帰り、親にお使いを頼まれて、
近所のお店に買い物に行ったそうです。
そのおじさんの家は、お使いに行った店の向かいにあり、
外で魚を焼いて、お酒を飲んでいたと言います。
俺達の心境はとても複雑でした。
それから1年後、俺達悪がき共も、少しは大きくなり、
悪知恵がついてきました。
そこで、あのおじさんに仕返しをするコトを企てたのです。
計画は、怒られた時のシーンをそのまま再現する事でした。
唯一違うのは魚です。

ついにその日が来ました。
1人は土手に座わり見張り役、
後の皆は釣りをしておりました。
釣ったサクラマスは、すぐに秘密の場所に隠し、
先に釣っておいたアカハラを玉石でため池を作り、
そこに放しておきました。
土手に自転車があるのを見つけて、おじさんはやって来ました。
見張り役の合図で、皆一斉に針にアカハラを付け川に放し、
後ろで見張り役とおじさんが話し声が聞こえたら、
一斉に竿をあげる段取りになっておりました。
今か今かと思いながら、ワクワクして待っておりました。
そして、ついに、その時が来たのです。
俺達の後方から声が聞こえ、ワザとらしく、
「あっ、釣れた、サクラマスじゃないか?」
「おっ、俺にもついている~」
って具合に適当に騒ぎました。
おじさんに魚の姿を見せないように袋に入れたまさにその瞬間、
「コラー、ガキども袋をもってあがって来い。」
という声がしました。
俺達は、自分達の描いたシナリオ通りのおじさんの反応に、
可笑しくてしかたがありません。
ここで笑ったら、何もかもお終いになるので、
笑いを我慢しました。
袋を持っておじさんの言う通りにしました。
「いいか、ここで魚を獲っちゃいけないからな。
わかったか。学校には黙っててやる、この魚は俺が預かる。」
と、何もかも1年前と変わりない言葉でした。
俺達は、竿を片付けて、サクラマスの入ったリュックを背負い、
ニヤつきながら家路に急ぎました。

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テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

コメント
この記事へのコメント
こんばんは、ロッキーさん。
えへへへ・・・・読んでからのお楽しみです。

2007/12/06(Thu) 21:16 | URL  | ひろし。。。 #-[ 編集]
おもしろくなってきた!その後が、楽しみ 楽しみ!
2007/12/06(Thu) 17:42 | URL  | ロッキー #-[ 編集]
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