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北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2008年01月28日 (月) | 編集 |
ある年の平日、嫁の伯父が、
「どこか、いい場所、教えてくれ。」
と釣り道具を担いでやってきました。
ご先祖様のお墓参りをし、その帰路の途中で、
釣りをしようと思ったらしいのです。
時間は極わずかしかなく、
短時間でよく魚が釣れる所が希望のようですが、
その時間帯が悪かったように思います。
だって、昼を少し廻った頃で、
魚が沖へと出ていっている時間帯なのです。
俺は仕事だったので、その対応は嫁がしました。

伯父の要望は太櫓方面は時間的に無理なので、
小樽経由で帰るので瀬棚方面希望とのコトで、
しかも車から歩いても5分掛からないところ。
そこで、嫁は納戸から自分の道具を持ち出し、
自分の車に積み込んで、2台の車で移動しました。
最初にせたな新港を見に行きましたが、
砂積みの台船が入港していたので、
行き慣れた吹込漁港に伯父を案内したそうです。
嫁と伯父との年の差は7つしか離れておらず、
小さい時からオジサンとは呼ばずに、
◎ちゃんと呼んでいたので、
兄妹のような存在なのかも知れません。
嫁と伯父は、吹込漁港で並んで竿を出したようです。
伯父の道具は、
長年愛用している振り出しのグラス竿とリールで、
あっちこっちに修繕の後がありました。
嫁はその竿をシミジミ見て、
『◎ちゃん、新しい竿を買いなよ。』
と、よけいな事を言います。
「お前なー、これは俺と長年付き合ってきた竿達なんだ、
今更、浮気はできない。」
と言ったそうです。
俺、その気持ちはよく分かります。
『そんなコト言ったって、竿とかリールは消耗品だよ。
成仏させてやってもいいじゃないの。』
と嫁が言うと、
「じゃー、お前の竿、くれ。」
『エー、それ逆じゃない、普通伯父が姪に、
なんか買ってくれるもんじゃないの。』
などと会話をしていたそうです。
なんとか、伯父と嫁はホッケを数本釣り上げて、
その場で解散し、互いに家路に向かいました。

伯父は、
「この傷は、小樽に居た時にカレイを釣った時、
こっちは、釧路に居た時にサケと格闘したもんで、
アレは、石狩新港でアイナメと遊んだ時、
俺の転勤と同じだけ、いや、それ以上、
愛着がある傷があるんだ。」
と、感慨深げに話したそうです。
俺は、嫁が使った並継ぎの竿を手入れしながら、
<そうだよなー、コレはあの時の傷で、
こっちはあそこで付けた傷で・・・>
と、その時の場所や出来事さえ思い出しながら、
一人悦に入り、眺めておりました。
嫁の竿は俺のお古ばかりですが、
当時、俺の宝物で愛着のあるモノばかりでした。
嫁の“消耗品”っていう言葉も分りますが、
伯父の“愛着のある傷”ってコトもよく分ります。
そう思うと、なんだか竿がたまらく愛しくなり、
労いの言葉をかけたくなりました。
“いつも酷使してスマン、
そして、楽しませてくれてありがとう!”

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コメント
この記事へのコメント
こんばんは。
>釣具店に持ち込んだらゴミ箱に捨てられました。
不謹慎ですが、思わず笑ってしまいました。もし、釣迷人さんのお店なら、その様子が頭の中で思い浮かんでしまいました。
次々と新しいモノが出るなか、よくぞ、そこまで浮気せず使われましたね、感服致します。
黒鯛=20年・・・すごいです。俺が函館の黒鯛のことを知ったのは約10年前くらいですが、そんな昔から釣れていたんですね。
2008/01/29(Tue) 20:59 | URL  | ひろし。。。 #-[ 編集]
捨てられたリール
磯釣りで黒鯛を狙ってから20年近くになり、道具もその時揃えた竿やリールを使い続けていました。
リールはS社のTP2000番でしたが、釣具店に持ち込んだらゴミ箱に捨てられました。
理由はすでに部品が無いこと、このリールは構造上の欠陥があって壊れやすかったので、こんなに長く使っていたこと自体が信じられないなどでした。
私としてはそこまで使い込めば本望でした。
2008/01/29(Tue) 14:11 | URL  | 清水小政 #-[ 編集]
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