2008年10月21日 (火) | 編集 |
ある日、俺が仕事から帰ってきたら、開口一番、
『イカゴロ沢山貰ってきたから、イカゴロ買わなくていいよね?』
と嫁は言います。
それを聞いた俺は、
「マイカのゴロだろ?それだったら、やっぱりイカゴロ買う!」
と伝えると、
『エッ?どうしてよー、ここにこんなにイカゴロあるのにさー、
ゴロだもん、みな一緒でしょ!』
とブーブーと不満を漏らします。
「釣りやってる奴なら皆知っているぜ。
お店で売っているイカゴロはムラサキイカのゴロだ!」
と答えると、パタンと冷凍庫からイカゴロパックを持ちだして、
『どこにムラサキイカって書いてあるの?
書いてないじゃん!あんた、あたしにウソ言ってるでしょ?
今晩の夕食、イカ三昧にしてやる!』
と俺の言葉を端からウソと決めつけています。
そこで嫁からイカゴロのパックを受取り、
貰って来たマイカの大きなゴロと照らし合わせました。
「ほら、見てみ!ゴロの大きさ・色とも違うだろう?」
と見比べると、
『あっ、本当だ。』
と納得したようですが、
『じゃー、このイカゴロどうしよう?
今更返すワケにいかないしゃないのーォ』
とちょっとガッカリしてましたが、
「冷凍庫にしまっておけ。またコブダイにでも使うから。」
というと
『そおー、じゃー、悪くならないうちにしまって来るかな~。』
と目を輝かしておりました。
以前、松前の小島で、Sサイズのマイカのゴロで、
嫁が3尾、俺1尾のコブダイを釣った実績があります。
根モノ釣りをする方ならよく分かっていると思いますが、
海にイカゴロを投下した時、ムラサキイカとマイカのゴロでは、
脂の出方に差があります。
ムラサキイカの場合は、海面に大きな脂の波紋が出ますが、
マイカの場合は、ソレが小さいのです。
それだけ魚の集客効果が違う、ということだと思っています。
今は釣具屋さんにもあまりイカゴロが入荷していないそうで、
ちょっと海の中で何かが起こっているようです。
きっといつか、嫁の貰ってきたマイカのイカゴロが、
ムラサキイカのゴロの代用に使う日が近いのでは?
と思うこの頃です。
追記
頭足綱ツツイカ目開眼亜目アカイカ科 アカイカ Ommastrephes bartramii
漢字=「赤烏賊」。
生息域= 赤道海域を除く世界中の温帯、熱帯域。
市場名=ムラサキイカ,バカイカ,クロイカ,ゴウドウイカ。
★アカイカの生態
アカイカは外洋性の大型種で、寿命は約1年ですが、
最大外套長は雄で45cm、雌では60cmにまで達します。
日本で漁獲対象としている北太平洋のアカイカでは、
季節的に南北回遊を行っています。
生まれる時期の異なる数種類の群がありますが、
春から夏にかけては餌を求めて北上し、
秋から冬にかけては産卵場となる亜熱帯海域に向け南下します。
また、昼と夜とでも鉛直移動を行っており、
夜間は表層から水深50メートルぐらいまでの
比較的浅いところを泳いでいますが、
昼間は水深600メートルもの深さまで潜り生活しています。
これは、餌となる動物プランクトン等や、
カジキ等の捕食者との日周移動と一致することから、餌を食べるため、
もしくは昼間暗い深海にまで潜り敵から身を守るための
行動ではないかと考えられています。
大部分が加工用として利用されており、冷凍食品のイカ天やイカステーキの他、
さきいかの原料ともなっています。
良かったらここをクリックしてくださいね。

『イカゴロ沢山貰ってきたから、イカゴロ買わなくていいよね?』
と嫁は言います。
それを聞いた俺は、
「マイカのゴロだろ?それだったら、やっぱりイカゴロ買う!」
と伝えると、
『エッ?どうしてよー、ここにこんなにイカゴロあるのにさー、
ゴロだもん、みな一緒でしょ!』
とブーブーと不満を漏らします。
「釣りやってる奴なら皆知っているぜ。
お店で売っているイカゴロはムラサキイカのゴロだ!」
と答えると、パタンと冷凍庫からイカゴロパックを持ちだして、
『どこにムラサキイカって書いてあるの?
書いてないじゃん!あんた、あたしにウソ言ってるでしょ?
今晩の夕食、イカ三昧にしてやる!』
と俺の言葉を端からウソと決めつけています。
そこで嫁からイカゴロのパックを受取り、
貰って来たマイカの大きなゴロと照らし合わせました。
「ほら、見てみ!ゴロの大きさ・色とも違うだろう?」
と見比べると、
『あっ、本当だ。』
と納得したようですが、
『じゃー、このイカゴロどうしよう?
今更返すワケにいかないしゃないのーォ』
とちょっとガッカリしてましたが、
「冷凍庫にしまっておけ。またコブダイにでも使うから。」
というと
『そおー、じゃー、悪くならないうちにしまって来るかな~。』
と目を輝かしておりました。
以前、松前の小島で、Sサイズのマイカのゴロで、
嫁が3尾、俺1尾のコブダイを釣った実績があります。
根モノ釣りをする方ならよく分かっていると思いますが、
海にイカゴロを投下した時、ムラサキイカとマイカのゴロでは、
脂の出方に差があります。
ムラサキイカの場合は、海面に大きな脂の波紋が出ますが、
マイカの場合は、ソレが小さいのです。
それだけ魚の集客効果が違う、ということだと思っています。
今は釣具屋さんにもあまりイカゴロが入荷していないそうで、
ちょっと海の中で何かが起こっているようです。
きっといつか、嫁の貰ってきたマイカのイカゴロが、
ムラサキイカのゴロの代用に使う日が近いのでは?
と思うこの頃です。
追記
頭足綱ツツイカ目開眼亜目アカイカ科 アカイカ Ommastrephes bartramii
漢字=「赤烏賊」。
生息域= 赤道海域を除く世界中の温帯、熱帯域。
市場名=ムラサキイカ,バカイカ,クロイカ,ゴウドウイカ。
★アカイカの生態
アカイカは外洋性の大型種で、寿命は約1年ですが、
最大外套長は雄で45cm、雌では60cmにまで達します。
日本で漁獲対象としている北太平洋のアカイカでは、
季節的に南北回遊を行っています。
生まれる時期の異なる数種類の群がありますが、
春から夏にかけては餌を求めて北上し、
秋から冬にかけては産卵場となる亜熱帯海域に向け南下します。
また、昼と夜とでも鉛直移動を行っており、
夜間は表層から水深50メートルぐらいまでの
比較的浅いところを泳いでいますが、
昼間は水深600メートルもの深さまで潜り生活しています。
これは、餌となる動物プランクトン等や、
カジキ等の捕食者との日周移動と一致することから、餌を食べるため、
もしくは昼間暗い深海にまで潜り敵から身を守るための
行動ではないかと考えられています。
大部分が加工用として利用されており、冷凍食品のイカ天やイカステーキの他、
さきいかの原料ともなっています。
良かったらここをクリックしてくださいね。



スポンサーサイト
| ホーム |