FC2ブログ
北海道:道南方面で遠投大好きなオヤジです。  こじんまりとした釣りクラブの代表なんてしてたりして (=^_^=) ヘヘヘ  
2011年02月09日 (水) | 編集 |
北海道のキャスティングを語る上で、
この方は外せない一人だと俺は個人的に思っています。

この影には、北海道限定番組「釣ーりんぐ北海道」に出演していた、
故 捧 敏男 氏が大きく関係しております。
サーフ関係者や一部の人達なら彼の素性を知っていますが、
TVに映る彼を見た方々には、
関西独特の陽気な釣り好きなオジサンとしか映らなかったのではないでしょうか。
彼は元々、本州で釣りをしていましたが、
「北海道で釣りがしたい!」
と、こちらに移住して来てから仲間を集い、
全日本サーフ・北海道協会を立ち上げ、
初代 北海道協会長 兼 札幌サーフ会長を勤め、
本州の釣りを北海道に持ち込み、
今迄北海道になかった競技・キャスティングも広めました。

故 捧 敏男 氏の外見はどちらかと言えば、
男の中でも小柄で痩せており、非力にみられていましたが、
今までなかったスタイルで投げて飛距離を出すって事が、
「彼があれだけ出せるなら、俺にも可能性はあるかも?」
と思う方々の競争心をあおり、
当時、本州のキス釣りでは当たり前のV字投法や回転投法など、
北海道になかった投げ方だった事や、もの珍しさも多少あり、
カーボン竿を使う事で飛距離がアップし、
遠投釣りにも役立つことが分かり、
この競技にハマって行った方が多かったのです。
また、中には遠投したいばかりにキャスティングを習い、
それを釣りに生かすことを目的にする方も居られました。

故 捧 敏男 氏の意志を引き継ぎ、
その後、現・菅原 隆 協会長の並ならぬ努力もあり、
他団体も出来、日々、切磋琢磨する中、
今じゃ、キャスティング大国北海道と言われるまで成長しました。

故 捧 敏男 氏に合掌!    

つづく

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年02月08日 (火) | 編集 |
北海道で胴突き仕掛けが当たり前に広まっていた中、
カレイを人より少しでも多く釣りたいと言う方々は、
胴突き仕掛けの変形仕掛けを使っていました。
それが誘導式仕掛けと言う物です。

誘導式仕掛けは、カレイの食い込を良くする仕掛けで、
上針はそのまま三角ピン等を使っておりましたが、
下針は中通し錘やスナップを介して錘が動く様に工夫し、
錘よりも下に針が来るような感じになっていました。
餌をひったくる様な食べ方をする根物類には固定式胴突き仕掛けを使い、
比較的居食いするカレイ類には、
少しでも違和感がないよう誘導式胴突き仕掛けが用いられ、
北海道独自の投げ釣りの基本仕掛けとなっておりました。

これが大きく変わりだしたのは、
道南の知内方面でマコガレイが釣れると解った辺りからで、
1990年に入ってからだと思います。
当時、漁師さんでさえマコガレイの存在を知らずにおり、
地元の漁協では、なんと、マコガレイをマガレイとして出荷していたのです。
マコガレイは城下ガレイと呼ばれ、
本州では超高級魚として高値で取引されていました。
「何でコレがマガレイ? マコガレイだろう!」
マコガレイと指摘したのは、本州から函館に転勤してきた釣人で、
そんな高級マコガレイが、当時、どちらかと言えば他のカレイと同等の値段で、
マガレイとして出荷されていたのにはビックリされたようです。
本州から転勤してきた釣人のお陰で、函館近辺でマコガレイが釣れる事、
その後、漁協も何でもかんでも一色端にしていたマガレイから、
マコガレイと正式名で出荷され高値で取引されたようです。
今でこそ、漁師さん方もマコガレイをマガレイと言う方は殆ど居らず、
時々ですが、遥か昔に引退した老漁師さんが言うくらいです。

その高級ガレイを釣るため、近郊の釣り人がたくさん集まり、
その人混みの中でマコガレイをゲットする為にキャスティングも本格化し、
遠投して他の人よりも広範囲を探る事で、
型、数共に釣ると言う事が当たり前になった時期でもあります。
更には、今まで岩場でカレイなんか無理だと思われていたポイントで、
遠投する事により、型、数共に、
砂浜での釣果を上回る事が出来るポイントがある事が、
あちらこちらで解って来ました。
遠投する為に必要なキャスティングを覚える為、
より遠くに投げられる竿として、当時、
内地では当たり前に売られていたカーボン竿の振出しや並継竿が使われる様になり、
ちょうど各メーカーがカーボン竿に力を入れ始めた時期と重なり、
釣具屋さんなどの勧めもあって、徐々に北海道全土に広がって行きました。

仕掛けも同時に遠投に耐えられるもの、より遠くに飛ぶ物として
風の抵抗を受けやすい三角ピンは消え、
船釣りで使われていたクロスビーズ等が使われる様になり
胴突き仕掛けは進化しました。
今でも各メーカーの投げ釣り仕掛けは、
この頃の物が基本となっているものが多く残っています。

つづく

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界 
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年01月28日 (金) | 編集 |
本州では当たり前のチヌなどのフカセ釣りも余り普及しないのは、
チヌやマダイ、グレといった狙える魚がいない事が一番ですが、
北海道の釣りでは必要性がないのが理由だと思います。

北海道のフカセ釣りで狙える魚は、
春秋の岸寄りしたホッケ、ソイ類、アメマス、サクラマス、鮭などですが、
フカセ釣りをしなくても投げ釣りや
ルアー・ジグ等のルアーフィッシングで十分狙えます。
どちらかと言えば獲るタメの釣り、
ホッケに関しては漁に近い釣りだと、個人的に思っています。

本州のフカセ釣りに一番近い釣りとなると、
ホッケの浮き釣りではないでしょうか。
ホッケを沖から岸に寄せるタメ、オキアミを配合餌と混ぜて撒き、
針にエビ(オキアミ)をつけて狙いますが、
大量に押し寄せたホッケの中から、大型ホッケだけ狙うのは至難の業です。
また、比較的足場の良い磯場や漁港の岸壁などからも出来、
老若男女、子供でも手軽に楽しみ、
その姿は季節の海岸の風物詩となっています。
どんな魚にも言えますが、ホッケの浮き釣りも潮周りに影響され、
どんなに餌を撒いても岸寄りしない時もあります。

この他に、函館の沖防波堤の一部では、
クロダイのフカセ釣りも行われています。
また、グレやチヌのフカセ釣りを経験している方々が、
磯場や岩場でホッケをターゲットにし、本格的なフカセ釣りで、
トーナメント方式を用いて楽しまれているようです。

俺自身、フカセ釣りの経験が殆ど無く、
犬並の脳ミソをネズミ並の脳ミソまで絞ってみましたが、
これくらいしか出て来ませんでした。
なので、フカセ釣りに関して間違って記憶している可能性もあるので、
その辺は、
「あのバカ、頭も薄いが知識も乏しいな~」
と笑って見て下されば幸いです。

つづく

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界  
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年01月27日 (木) | 編集 |
神戸MPVさんがブログの中で、
>こちらで胴突仕掛を使われている方の釣り方を見ていると
>「即合わせ」をされている。
>そして、オレも胴突仕掛を使う時はターゲットが根魚前提で
>「即合わせ」をする。
と書かれてましたが、
本州に比べ北海道の魚は、沖に走る魚は殆どイナイ、
どちらかと言えば根に潜る魚が多いって事が前提です。
また、その時の餌や狙う魚によっても変わってきます。
虫餌(イソメ)でカレイなど狙う時は、じっくり飲ませてから釣る、
身餌(魚の身など)で根魚を狙う場合は、
その時の状況にもよりますが、
じっくり喰わせる場合もあれば即合わせする時もあります。
北海道特有の餌であるイカゴロを使った時は、
じっくり喰わせる場合が多くなります。

「即合わせ」の理由として考えられるのは、
根に潜られない様にするタメだと思うのですが、
本州に比べるととにかく魚影が濃いので、
俺はプライベートの釣りでは、根が極端に荒い場所には余り入らないので、
「この魚を獲れなくても、次の魚を狙えばいい。」
なんてお気楽な考えの元で釣りをしています。
本州みたく砂地が多い釣場では、吹流し仕掛けは有効ですが、
そんな釣場でも北海道では隠れ根が多数あるので、
それに仕掛けをとられるタメ、胴突き仕掛けを使う事が多いのです。

また、同じカレイでも比較的種類が多い北海道、
カレイの餌の捕食行動もそれぞれ違うのですが、
このカレイにはこの仕掛け、あのカレイにはあの仕掛けと区別しなくても、
胴突き仕掛けでオールマイティに全種類のカレイが釣れます。
例えば、今日、マコカレイを狙うと決めたのなら、
胴突き仕掛けで狙った場合、カレイの捕食行動を考え、
釣人の運も努力もちょっとした細工も必要だと思っています。

つづく

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年01月21日 (金) | 編集 |
ある釣場で、俺と嫁の仕掛けはL型天秤にハリス30~40㎝の一本針、
10mくらい離れた場所に旅の釣人2人が胴突き仕掛けを使って、
カレイ狙いをしていました。
この釣場の背景は、少し海にせり出した岩場で、
海底50m~70mくらいはその岩場から続く根がありその先から砂地です。
俺達が入った場所は、この釣場でも一等地と言われている所で、
他の場所に比べると砂地が近く嫁でも届き、
夜は根モノ狙い、朝方カレイ狙いと決め、そこで釣りをしていました。

夜はそれなりに釣果が有ったのですが、肝心のカレイは釣れません。
ところが旅の釣人はダブル、トリプルとカレイを鈴なりに釣っています。
たった10mくらいしか離れていないのに・・・
俺達の竿には魚信さえありません。
悔しいので俺だけ胴突き仕掛けに取り変えて狙って見ると、
不思議な事にそれまで皆無だったカレイが掛かり、
常にトリプル状態で釣れ出したのです。
ですが、L型天秤一本針の嫁にはまったくカレイは付かず、
仕掛けに違和感を感じて釣れなかったのか?
飛距離の問題なのか?
と思い、嫁の飛距離に合わせて投げてみても、
俺だけウハウハだったんです。
「俺だけ、カレイが沖から岸寄りし始めたのにぶつかったのか?」
そんな意味不明な事を考えながら、遊動式天秤に換えて投げてみると、
コレもまったく反応がありません。
怒った嫁は、
『あんた、あたしに釣れない仕掛けよこしたでしょ?』
竿をタイガー・ジェット・シンのサーベルに見立て、
もう少しでリング外乱闘を起こしそうになり、
慌ててバッカンで頭を防御しました。

アレの原因を探るタメ、次の週、俺だけ同じ釣場に入って試してみると、
L型天秤、遊動式天秤、胴突き仕掛け、
どれにもカレイが掛かり、結局、原因は分かりませんでしたが、
ただ一つ言えることは、
カレイは嫁に釣られたくなかったようです。

つづく

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年01月20日 (木) | 編集 |
胴突き仕掛けのハリスの長さは15~20㎝位が標準で、
仕掛けの先にオモリがついています。
先オモリなのは、場所を問わず垂らし投げが出来る事と
海底の岩などにオモリが引っ掛かっても、
魚の掛かった仕掛けだけ回収することを重点に置いています。
捨てオモリ方式と考えてもイイかも知れません。
先オモリになった経緯には、漁港や岩場、砂浜と場所を選ばないで
どこでも垂らし投げが出来る簡単な仕掛けで、安価で手に入れる事が出来、
作るのも簡単な仕掛けが胴突き仕掛けだったのです。

当時、仕掛け作りに使っていた幹糸は、ナイロン8号クラスが普通であり、
仕掛けも三角ピンやトンボピンなどを使いそこからハリスを出しただけの簡単なもので、
非常に安上がりな仕掛けだったという事もあり、多くの釣人に広まったようです。
今ではあまり三角ピンを使う人も少なくなり、
それに変わる色んなモノが売られていますが高価なものばかりで、
当時の仕掛けの値段と比べると数十倍以上のコストがかかります。

昔の北海道の釣り事情 ― 1 のコメント欄にボナさんから、
「最初にグラス竿の釣りが盛んな頃に仕掛けは、三角ピン2本ついた胴つきでしたね。
それを、見本にして三角ピンがビニール仕掛けやトンボピンが
幅を利かしていたようです。
カレイを狙うときに、中通し錘の誘導になっていきました。」
と、当時を伺わせるコメントを頂きました。
ありがとうございます。

こういう岩場での釣りが殆どなので、
本州みたくリールの糸を張らずに魚が喰い込むのを待つ釣りは、
北海道ではありえない話なんです。
もちろん完全に砂地で有れば、糸をダルませて釣る事もありますが、
釣場が岩場ってこともあり糸をダルませていると、
その糸が潮で流され岩などに引っ掛かるので、糸を張ることで防止しています。

胴突き仕掛けは、糸を張った状態にすると、
投げた飛距離によって餌の高さが変わります。
例えは20~30mくらいのところに投げると、
竿先から出ている糸は斜め(90度くらい)に海水に入っています。
下につけた餌は海底、上の餌は海底より少しだけ浮き、
海水の中でゆらゆらと潮の流れにそって動いています。
飛距離が伸びると、竿から出ている角度も緩やかになり、
潮の流れや風や波などに影響され、両方の餌は海底に沈んでいます。
ただし、コレには糸の張り方(強く張るか弱く張るか)や
三脚に竿をたてるか寝せるか、水深などの影響もあるので、
垂直に垂らした場合などを含め、全部当てはまるとは思いません。

つづく。

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用

2011年01月19日 (水) | 編集 |
北海道で主に使われている仕掛け、胴突き仕掛け。
その仕掛けが出来た背景のお話です。

今回、このネタ元は神戸MPVさんのブログで、釣りと戯言とそして・・・
「北海道の投げ釣り師にお聞きしたいこと。
カレイ釣りの時にどーしても胴突仕掛が使えないヤツの悩み。」
という題名で問いかけていました。
コレを読んでいる内に、ネタとして、
昔の北海道の釣りの背景を書いてみようと思ったのです。
そこで当時の事を知っている方々に色々と訊いて回っている内に、
俺も知らなかった事が次から次へと出てきました。

まず北海道の釣りに当たって、
本州と比べると釣れる魚の種類は少ないが、
少ない中でも遥かに魚影が濃いって事があります。
次に釣場ですが、一部の地域を除いて殆どが岩場で、
根掛かりは当たり前という釣りでした。
釣座も岩場なので下に仕掛けを置いて投げるなんて事は出来る訳もなく、
仕掛けを浮かせたまま投げられる、垂らし投げが普通でした。

一昔前の主流の竿はグラスロッドで、
北海道使用の穂先が白い(ホワイトトップ・白トップ)振り出しの
450㎝だったそうです。
この竿を使う理由は、まずコレしか売っていなかったのと、
釣場が岩場って事で海底にある高根を交わすタメだったそうです。
もちろん短いカーボン竿(390㎝)も出回り始めておりましたが、
コレは本州の話で、北海道で取り扱うお店が殆どなかったようです。
中にはキャスティングに精通し逸早く本州で売られていたカーボン竿を使い、
釣りをする方もいらっしゃった様ですが、
そんな方はマニア扱いされていました。

北海道使用のグラス竿で投げられる飛距離は知れており、
道糸がナイロンの5号以上とかが当たり前だったので
頑張って投げても70~80mくらいしか出なかったようです。
場所によってはその距離でも海底の盤の上に砂が乗っていたりして、
そこがカレイ場だったりします。
砂浜で狙ったとしても、
この範囲内でカレイならどこでも釣れていた様で、
やはり魚影がとにかく濃いという事があげられます。

当時の方に訊くと、
「カレイ? 
そんなモン何処でも釣れたから、あえて狙う事がなかった。
それよりも何が釣れるか解らない根モノ狙い(アブラコ、ソイ類、カジカ)がメインで、
カレイは序に釣れればいい。」
と豪語されていました。
そんな魚を狙う為、北海道独自の仕掛け、
胴突き仕掛けが出来ました。

つづく。

良かったらここをクリックしてくださいね。
にほんブログ村 釣りブログ 投げ釣りへ
c_01.gif
釣りの世界
テーマ:フィッシング
ジャンル:趣味・実用